オープンソースEDAによるアナログIC設計演習(レイアウト編)
概要・受講対象
オープンソースEDAによるアナログIC設計演習(回路編)に続き、KLayoutやngspiceを使ってアナログICのレイアウト設計やDRC・LVS・PEX・ポストレイアウトSIMまでを学びます。ツール操作だけでなく、実践的な設計フローやレイアウトの要点も習得できます。
電気回路やMOSFETの基礎があり、アナログIC設計やEDAに関心のある初学者・若手技術者で、同回路編受講者または同等の知識を持つ方におすすめです。
※前回開催された(回路編)を受講されていない方も受講いただけます。
プログラム
※一部変更になる場合がございます
| タイトル | 内容 |
| 【1日目】 | |
| 1章 レイアウト設計の基礎 | 1.集積回路の製造工程
製造工程とレイアウト設計の関係を学ぶ
2.レイアウト設計と回路特性の関係
寄生素子など、レイアウト設計がどのように回路特性に影響するかを学ぶ 3.検証
DRC、LVS、PEXとポストレイアウトシミュレーションについて学ぶ 4.デジタル回路のレイアウトとアナログ回路のレイアウト レイアウト設計の視点からデジタル回路とアナログ回路 それぞれの特徴について学ぶ
5.Klayoutの使い方
オープンソースのレイアウトエディタKlayoutの使い方を習得する |
| 【2日目】 | |
| 2章 オペアンプのレイアウト設計 | 1.オペアンプのレイアウト設計
各自でオペアンプのレイアウト設計を行う。
2.レイアウト設計
設計結果をレビューし、重要なポイントや改善を講師が解説、指導する |
| ※受講環境 | 本講座は、オープンソースEDAツールを用いたハンズオン形式のため、オンライン受講者は、講座開始前に受講者ご自身のPCにて環境構築を行っていただく必要がございます。(※回路編を受講された方は、同じ環境ですので改めてインストールする必要はございません。) 環境構築の方法は、回路編と同じインストールマニュアル(お申込み後ダウンロード可能)に従って実施下さい。またインストール時にトラブルなどはSlackにてサポートします。対面受講者は会場にてインストール済PCを準備しております。 |
開催概要
| 講 師 | 滋賀県立大学 工学部 電子システム工学科 准教授 土谷 亮 氏 |
| 開催日 | 令和8年3月9日(月)~10(火) 9:00~17:00 |
| 開催形態 | ハイブリッド開催(対面+オンライン) |
| 会 場 | ・対面形式の会場:福岡市早良区百道浜3-8-33 福岡システムLSI総合開発センター 2階 講義室 ・オンライン会場:Zoom(接続先はお支払い完了後ご案内) |
| 受講料等 | 税込 4,400円 ・対面、オンラインは同価格です。
・申込みには、「ふくおかIST e-learning」 への会員登録が必要です。
・お支払い後、当日の参加有無にかかわらず返金はいたしません。
・福岡県内中小企業の方には、受講料に対する補助制度があります。
・講座当日、全受講者にpdfテキスト配布(コピー、印刷不可。コメント追記可)、対面受講者には紙テキストも配布します。
なおテキストの無断転載・複製等は禁止しています。 ・オンライン受講は2画面(画面拡張モード:Zoom画面とpdfテキスト画面)を推奨します。
・特段の事情が発生した場合、やむを得ず中止又は延期する場合がございます。 |
| 定 員 | 対面 20名 オンライン 90名 |
| 申込み | 令和8年3月4日(水)17:00までに、下記(講座・セミナー等 申込)ボタンより「オープンソースEDAによるアナログIC設計演習(レイアウト編)」の対面またはオンラインを選択してお申込みください |