公益財団法人 福岡県産業 科学技術振興財団 福岡半導体リスキリングセンター

一般向け講座・セミナー

生成AIと半導体



概要・受講対象
生成AIの進化は、膨大な計算を支える半導体技術によって実現されています。本講座では、デジタル計算の基礎からマイクロプロセッサやGPUの仕組み、AI/生成系AIの演算原理までを体系的に解説します。特に生成AIとGPUの関係を通じて、最新AIを支える半導体技術の姿を理解します。
コンピュータやGPUの動作原理について学びたい方、またAI/生成系AIとは何か、専用プロセッサ(GPU)との関係について学びたい方であれば、どなたでも受講できます。AI活用経験や簡単なプログラミング経験があると更に理解が深まります。

■手塚氏登壇セミナー(無料)
生成AIってどう動くの?~大規模言語モデル(LLM)のしくみをやさしく理解しよう~」のアーカイブ配信(1月末まで限定配信!)もご視聴ください。

プログラム
※一部変更になる場合がございます



タイトル 内容
1章 情報社会を支える半導体 ・そもそも「デジタル」って何?
・「デジタル」で計算
・ところで「半導体(はんどうたい)」って何?
・トランジスタ(スイッチ)とは?
・PMOS+NMOSで何ができるのか?
・四則演算・論理演算
・半導体によるデジタル計算の実現
(よくわかる半導体超入門Ⅰ~半導体ってどんなもの~と内容が一部同じところがございます。)
2章 コンピュータの動作原理と歴史 ~マイクロプロセッサとメモリ~
・マイクロプロセッサができること
・マイクロプロセッサの基本構成
・マイクロプロセッサの動作原理
・マイクロプロセッサの性能とは?
・コンピュータの歴史
・消費電力と消費エネルギー
・プロセッサ進化を簡単に解説
3章 アクセラレーション技術 ~GPU~ ・汎用 vs 専用(一般論)
・GPUの特徴
・汎用CPU vs. GPU
・GPUでのプログラム実行:SIMT
・GPUの変遷
4章 AIの基礎/生成系AIを支える半導体 ・AI処理の正体とは?
・AI処理と学習
・AI処理と行列演算
・ディープラーニング(深層学習)とは?
・生成AI(Generative AI)とは?
・生成AI(大規模言語モデル、LLM)
・AIの大規模化による計算量爆発 巨大モデルの登場
・ボトルネックは計算だけではない
5章 今後の展望 ・生成AIと半導体の進化を支える技術トレンド
・世界の潮流~新チップをつくり,新サービスを展開する~

開催概要



講 師 AIの最前線で活躍する実力者 博士(情報工学) 手塚 忠則 氏
開催日 令和8年2月20日(金) 10:00~17:00
開催形態 ハイブリッド開催(対面+オンライン)
会 場 ・対面形式の会場:福岡市早良区百道浜3-8-33
          福岡システムLSI総合開発センター 2階 講義室
・オンライン会場:Zoom Webinars(接続先はお支払い完了後ご案内)
受講料等 税込 4,400円
・対面、オンラインは同価格です。
・申込みには、「ふくおかIST e-learning」 への会員登録が必要です。
・お支払い後、当日の参加有無にかかわらず返金はいたしません。
・福岡県内中小企業の方には、受講料に対する補助制度があります。
・講座当日、全受講者にpdfテキスト配布(コピー、印刷不可。コメント追記可)、対面受講者には紙テキストも配布します。
 なおテキストの無断転載・複製等は禁止しています。
・オンライン受講は2画面(画面拡張モード:Zoom画面とpdfテキスト画面)を推奨します。
・特段の事情が発生した場合、やむを得ず中止又は延期する場合がございます。
定 員 対面 40名 オンライン 200名
申込み 令和8年2月17日(火)17:00までに、下記(講座・セミナー等 申込)ボタンより「生成AIと半導体」の
対面またはオンラインを選択してお申込みください