公益財団法人 福岡県産業 科学技術振興財団 福岡半導体リスキリングセンター

一般向け講座・セミナー

1日で学ぶ画像処理・圧縮AI入門



概要・受講対象
本講座では、画像処理・圧縮AIに必要な基本概念、JPEGとMPEGの原理から始めて、画像処理・圧縮AI技術の仕組みを解説します。
また、具体的な応用として、地上波デジタル放送、車載カメラ、メタバース、イマーシブビデオなどの技術までを網羅し、最新の技術動向と実世界での利用例を紹介します。
この知識を基に、画像処理・圧縮AI技術の現在と将来の展望を紹介します。
講師は早稲田大学教授、鎌田清一郎氏です。

プログラム
※一部変更になる場合がございます



タイトル 内容
1章 画像処理・圧縮AI技術の応用分野 車載カメラの応用、ステレオビジョンの概要、車載カメラによる運転支援(既存テキストベース)、メタバース、イマーシブビデオ等での活用について紹介(写真、動画を多用)。
2章 ニューラルネットワークの基本概念と画像処理・圧縮AIの基本技術の概要 1980年代から取り組んだニューラルネットワーク研究の経験に基づき、AIの基本概念について概説し、画像処理・圧縮AIに必要な基本原理、そして主要な画像処理・圧縮国際標準技術(JPEG、MPEG)に必要な数学の概要を丁寧に説明。
3章 最新のJPEG、MPEG技術動向 JPEG、MPEGの新しい国際標準化方式について詳しく説明する。特に、画像処理・圧縮AIにおける2,3次元データ表現やその処理・圧縮技術に焦点を当てる。これらの技術がどのように従来の技術を超えてきたか、またそれらが抱える課題などについても触れる。
4章 画像圧縮JPEG-AI技術の概要 2章と3章からの流れで、今年標準化される予定のJPEG-AIを概説する。特にCompressiveAIに着目し、ディープラーニングを使用して画像をどのように効率的に圧縮するかについて詳述する。具体的な実行例や研究事例を取り入れることで、理解を深める。
5章 まとめ この章では、講座で扱った主要なポイントを再確認し、画像処理・圧縮AI技術が今後どのように発展していくかについての展望を提供する。

開催概要



講 師 早稲田大学 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 鎌田 清一郎 氏
開催日 令和7年2月18日(火) 9:00~17:00
開催形態 ハイブリッド開催(対面+オンライン)
会 場 ・対面形式の会場:福岡市早良区百道浜3-8-33
          福岡システムLSI総合開発センター 2階 会議室
・オンライン会場:Zoom Meeting (接続先はお支払い完了後ご案内)
受講料等 税込 2,200円
・対面、オンラインは同価格です。
・申込みには、「ふくおかIST e-learning」 への会員登録が必要です。
・お支払い後、当日の参加有無にかかわらず返金はいたしません。
・福岡県内中小企業の方には、受講料に対する補助制度があります。
・講座当日、全受講者にpdfテキスト配布(コピー、印刷不可。コメント追記可)、対面受講者には紙テキストも配布します。
 なおテキストの無断転載・複製等は禁止しています。
・オンライン受講は2画面(画面拡張モード:Zoom画面とpdfテキスト画面)を推奨します。
・特段の事情が発生した場合、やむを得ず中止又は延期する場合がございます。
定 員 対面 40名 オンライン 90名
申込み 令和7年2月13日(木)17:00までに、下記(講座・セミナー等 申込)ボタンより「1日で学ぶ画像処理・圧縮AI入門」の
対面またはオンラインを選択してお申込みください